
「審査に通りやすいクレジットカードは、審査基準が甘いから誰でも発行できると聞きましたが本当ですか?」といった内容のお問い合わせを、度々いただきます。
しかし審査基準を甘くして、クレジットカードを作りやすくしているカード会社はありません。
クレジットカードの審査基準や審査の難易度は、狙ったカードを作る時にチェックすべき項目になります。
ご自身の収入状況や過去のクレヒスによって、カードを発行できるか変わってくる事もあるので、不安に思う方もいるでしょう。
なんとかクレジットカードの審査に通りたいと考える方へ、審査に通過するコツとおすすめのクレジットカードについてご紹介します。
審査に不安がある人・審査落ちした人におすすめのクレジットカード
あらゆるクレジットカードの審査基準を調査して、比較的審査に通りやすく、即日発行に対応したクレジットカードをご紹介します。
急いでクレジットカードを作りたい人や、審査落ちの経験があり、クレジットカードの審査に不安のある人は参考にしてみてください。
- 業界最速の発行スピードを誇り、審査完了まで30分
- 独自の審査基準があり、他のクレカで審査落ちした人でも発行のチャンスあり
- パート・アルバイトでも申込みできて即日発行できる
- 全国どこでも24時間発行可能
クレジットカードを即日発行したいならACマスターカードが最速です。
加えて、ACマスターカードは、独自のシステムを利用した審査を行っており、他のクレジットカードの審査で落ちた経験がある人でも、ACマスターカードなら審査に受かったという評判もあるほど。
即日発行を希望しているけれど「他のカードで審査落ちした…」「審査に落ちる可能性がある」と懸念している人なら申し込んでみる価値のあるカードです。
消費者金融系のクレジットカードだからと敬遠しがちですが、年会費も永年無料で、ショッピングや海外利用など普通のカードと何ら変わりなく使用できます。しかも限度額が普通のカードよりも大幅に高くて自由度が高いのもメリット。
またACマスターカードの良いところは、実際に申込む前に公式サイトで審査に通るかどうかの3秒診断を受けられる点です。
本審査に影響なくシミュレーションできるので、審査が甘いクレジットカードを探している人はぜひ一度試してみてください。
※3秒診断の結果がダメでも本審査に通る可能性はあります。
- 18歳〜39歳の人が発行できる若年層向けカード
- 新規入会キャンペーンが充実でお得!
- 基本のポイント還元率1%と高還元
- 60以上の対象店舗でポイントアップ
JCBカードWは18歳から39歳以下の人が発行できる、若者向けのカード。
若い人をターゲットにしているだけあって、初めてクレジットカードを発行する人でも、比較的審査に通る可能性があるカード。
ポイント還元率1%と高く、スターバックスやセブンイレブンといった「JCBオリジナルパートナー」の対象店舗では、さらにポイント倍率がアップします。
最大5,000円キャッシュバックなど、新規入会キャンペーンの内容も充実しており、お得にクレジットカードを発行したい人にもおすすめです。
今なら最大5,000円分キャッシュバック中!
JCBカードWの審査基準や内容などの詳しい解説は、「JCBカードWの審査は通りやすい?落ちる人の特徴や審査基準を解説」の記事をご覧ください。
- 新規入会で最大10,000円キャッシュバック
- 年会費永年無料!
- 貯めたポイントが自動で口座にキャッシュバック
- 最短翌営業日発行ですぐ届く
VIASOカードは18歳以上※でアルバイトなどの収入があれば、学生でも申し込み可能なクレジットカード。
審査スピードが早く、申し込みの最短翌日に発行されます。
少しでも審査に通過して、カードを受け取りたい人にもおすすめできます。
VIASOカードは貯めたポイントが、現金として自動で口座にキャッシュバックされるのが特徴。
せっかく貯めたポイントを「欲しい交換先がない…」「気づかない間に有効期限が切れてしまった…」などで無駄にする心配がありません。
※高校生を除く
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- 年会費が永年無料で持てて無駄な出費なし
- 学生や新社会人にも人気のクレジットカード
- クレジットカード初心者でも発行できて使いやすい
- クレジットカードを今まで所持した経験がなく初めて発行する人で、
クレジットカードを今まで持ったことがなく、年収や職業の兼ね合いで審査を不安に感じている人にはエポスカードがおすすめです。
エポスカードの申込条件は「18歳以上で国内に在住の方」と、どこよりもハードルが低いのが特徴です。学生や新社会人などクレジットカードを初めて持つ人の他、主婦でも応募できます。
今ならWeb申込みでマルイ店舗で使用できる2,000円分のクーポンがもらえる特典付きです。
エポスカードの審査に受かるコツと、審査に通りやすい人の特徴は「エポスカードで審査落ちしない対策教えます!」でご紹介しています。
- 年会費無料なのにポイントの有効期限なし!
- セゾンカウンターで即日受取・利用が可能
- 夫の年収があれば専業主婦でも発行できる
「18歳以上で連絡可能であれば誰でも申込可能」とエポスカードに並ぶ申込基準の低さが特徴のセゾンカード。
公式サイトに「主婦・パートアルバイト・年金受給者でも申込みできる」と記載があり、他のクレジットカードでは受け入れ対象にない方も申込みできます。
セゾンカードの発行ハードルの低さは、一般的にクレジットカードの発行が難しい専業主婦でも発行できた実績があるほどです。クレジットカード発行枚数も約210万枚と日本でも有数で、それだけ所持している人が多いことにも繋がります。
セゾンカードは審査が通りやすいのに加えて、ポイントの有効期限がなく貯めやすいのもメリットです。唯一、ETCカードの即日発行にも対応しており、本カードと同時に審査を受けて発行されます。
セゾンのETCカードについては「ETCカードを最短即日発行するならセゾンがおすすめな理由」でご紹介しています。

- 支払い方法が自動でリボ払い「マイ・ペイすリボ」に
- リボ払い手数料は9.8%
- ポイント還元が通常三井住友カードの2倍
三井住友カード RevoStyle(リボスタイル)は、カードで買い物した金額の支払い方法が、自動で『マイ・ペイすリボ』と呼ばれるリボ払いの方式となるクレジットカード。
利用額が10万円以下であれば、毎月の支払いは5,000円のみ。
10万円超え〜20万円までは1万円の、支払いとなっています。
毎月の負担を抑えて、買い物を楽しみたい方におすすめです。
リボ払いを利用する際は、手数料の負担が増える点に注意しましょう。
買い物前に公式サイトの『キャッシングリボ 返済シミュレーション』で、手数料を確認しておくのがおすすめです。
独自の審査基準で発行できるセディナカード

- 独自の審査基準で発行しやすい!
- 最短1週間で発行可能
- 新規入会特典!20%還元中
クレジットカードの中でも特に審査が甘いと言われるセディナカードJiyu!da!は、SNSで無職カードとも呼ばれるくらい審査に通りやすいと評判があり、審査の難易度が低い流通系のクレジットカードです。
セディナカードJiyu!da!は、自社のシステムを使用して審査が行われるため、審査項目の属性やクレヒスよりもセディナの利用頻度を基準にしています。
また、セディナカードJiyu!da!はリボ払いのみ対応しているため、通常のクレジットカードのように返済に重きを置いていない点も審査に通りやすい理由として考えられます。
ハローキティデザインが発行されていたり、チケットセディナで先行申込みができたりと、女性や若者でも審査に通りやすいのが伺えます。
クレジットカードの審査が早いのはなぜ?
即日発行に対応しているクレジットカード会社は、機械による自動化で審査スピードを短縮しています。機械での審査内容に不備が見られた場合、担当者が目視で審査を行いますが、即日発行のクレジットカードで行われるケースは非常に稀です。
「即日発行できるのは審査が適当だから」と思われがちですが、実は審査の効率化によるものです。各クレジットカード会社の申込条件と特性から審査基準を見極めて、自分でも発行しやすいクレジットカードを見つけるのが大切です。
クレジットカードの審査では見られる項目が決まっています。カード会社によって基準が異なるため、まずはクレジットカードの審査内容を知り、自分が引っかかる項目はどこかを把握しておきましょう。
クレジットカードの審査基準で見られる項目
即日発行の可不可に関わらず、クレジットカードの審査で見られている事項は下記の2つです。これらが重視される理由はクレジットカードの仕組みにあります。
- 属性情報(年齢や職業などの個人情報)
- 個人信用情報(過去のクレカやローンの利用・発行履歴)
クレジットを利用するためには、クレジット会社(2者間契約では販売会社)の審査を経なければなりません。クレジットの代金は後払いですので、この審査は消費者の「支払いをする能力=後日、クレジットの代金を支払ってくれるかどうか」を見極めるために行われます。
クレジット会社の審査|一般社団法人日本クレジット協会
日本クレジット協会がこう述べているように、カード会社は、後払いにしてもきちんとお金を払ってくれると信用している人に、クレジットカードを発行しています。
裏を返せば、信用できない人にはクレジットカードを発行できないということです。貸しても問題ないかどうかを審査で判断しているのです。
クレジットカードの審査で必ず見られる属性情報とは?
クレジットカードの審査における属性情報は、いわゆる申込者自身の情報のことです。つまり、今のあなたが信用できる人間かを審査するための情報となります。属性情報にあたるのは、申込みフォームに記載する下記の項目です。
- 年齢(未成年か成人か)
- 職業
- 住居の種類(持ち家か賃貸かなど)
- 住宅ローンの有無
- 生計の人数
- 固定電話の有無
- 配偶者の有無
- 就業形態(正社員か、アルバイトか、無職かなど)
- 年収
- 勤務先
- 勤続年数
クレジットカードカード会社では、これらの情報を元に「スコアリング」と呼ばれる評価点数で発行基準を満たしているか否かを判断します。スコアリングの点数は、年齢や職業、居住状況、勤務先によって加算され、トータルの点数を元に審査する仕組みです。
クレジットカード会社ごとに評価基準が違うため、はっきりとした数値は出せませんが、属性によってどれくらいの差が出るかを「信用力診断【myscore(マイスコア)】」から算出してみました。
年齢 | スコアの差 |
---|---|
20歳 | -25 |
25歳 | 0 |
30歳 | 8 |
35歳 | 16 |
45歳 | 8 |
50歳 | 0 |
55歳 | -8 |
※25歳を基準にしたスコアリング点数の差
居住年数 | スコアの差 |
---|---|
1年未満 | 0 |
1~2年未満 | 3 |
2~3年未満 | 5 |
3~4年未満 | 8 |
4~5年未満 | 10 |
5~6年未満 | 13 |
6~7年未満 | 15 |
7~8年未満 | 18 |
8年以上 | 21 |
※居住1年未満を基準にしたスコアリング点数の差
持ち家 | スコアの差 |
---|---|
賃貸マンション | 0 |
持ち家(自己所有) | 31 |
持ち家(家族所有) | 15 |
※賃貸マンションを基準にしたスコアリング点数の差
配偶者の有無 | スコアの差 |
---|---|
配偶者あり | 15 |
配偶者なし | 0 |
※配偶者なしを基準にしたスコアリング点数の差
固定電話の有無 | スコアの差 |
---|---|
固定電話あり | 12 |
固定電話なし | 0 |
※固定電話なしを基準にしたスコアリング点数の差
職業 | スコアの差 |
---|---|
会社員(一般職) | 0 |
会社員(管理職) | -5 |
公務員 | 26 |
契約社員 | -15 |
派遣社員 | -26 |
アルバイト | -77 |
※正社員(一般職)を基準にしたスコアリング点数の差
勤務先の会社規模 | スコアの差 |
---|---|
資本金1000万円以上 | 0 |
資本金1000万円未満 | -7 |
上場企業 | 29 |
※資本金1000万以上を基準にしたスコアリング点数の差
各クレジットカード会社で項目ごとの評価数値が決まっており、入力した情報を元にトータルのスコアが出ます。年齢も年を重ねるほど点数が高くなるわけではなく、働き盛りの30~40代が一番点数が高くなる傾向にあります。
評価数値に大きく差が出た項目は職業の属性で、正社員か契約社員かアルバイトかによって数値に差が出る結果となりました。また、安定した収入がある公務員は評価数値が高い傾向にあります。
そうはいっても、勤続年数や年収によっては加算されるので、アルバイトだから…主婦だから…と悲観する必要はありません。クレジットカード審査は、これらの総合点数で審査されます。
クレジットカード審査項目の1つである個人信用情報
もう1つの個人信用情報は、個人のクレジットカードやローンなどの履歴情報を指しています。クレジットヒストリー(クレヒス)とも呼ばれ、過去のあなたが信用できるかを審査する項目です。個人信用情報は、指定信用情報機関の情報から審査されます。
CIC(株式会社シー・アイ・シー)
経済産業省が割賦販売法第35条の3の36第1項の規定に基づき指定した信用情報機関。
JICC(株式会社日本信用情報機構)
金融庁が貸金業法(昭和58年法律第32号)第41条の13第1項の規定に基づき指定した信用情報機関。
全国銀行個人信用情報センター
一般社団法人全国銀行協会が設置している個人信用情報機関。
これらの指定信用情報機関は、カード会社、銀行、消費者金融で使用した履歴を管理している機関です。
-
- 過去発行したクレジットカードやローンの契約内容
契約の種類、契約した年月、契約額、支払回数など
-
- 過去のクレジットカードやローンの利用記録
利用日、利用の目的、利用した会社など
-
- 過去のクレジットカードやローンの支払状況や滞納状況
月々の支払額、残高、延滞の有無など
今までの履歴がすべて記録されているため、クレジットカードでの延滞や支払い遅延、消費者金融からの借り入れ状況などをカード会社が照合し、クレジットカードを発行して良いかどうかを審査します。
これらのクレヒスは、本人に限り情報の開示を要求できます。500~1,000円の手数料がかかりますが、クレジットカードの審査落ちが気になる人は事前確認も可能です。
※審査に受かるかどうかの確認はできないため注意しましょう
どの程度の信用情報を良しとするかは、クレジットカード会社によって異なりますが、1回の支払い延滞で審査落ちする場合もあります。特に、即日発行が可能で、かつ申込条件に「安定した収入」との記載がないセゾンカードやエポスカードは、クレヒスを重視してクレジットカードの審査を行うケースが多いです。
ブラックリストに載るとクレジットカードの発行は難しい
クレジットカードの返済を3ヶ月以上滞納したり、返済遅延を繰り返すと指定信用情報機関の個人情報に金融事故として登録されます。金融事故の履歴はブラックリストと呼ばれ、全ての指定信用情報機関で情報共有されます。
クレジットカードのショッピング利用やローンの返済に遅れがなければ問題ないと考える人も多いですが、意外と見落としがちなのがスマホの利用料金や奨学金、脱毛やエステ等の割賦金の支払い遅延です。
一度ブラックリストに載ってしまうとクレジットカードの審査に通ることが難しいばかりか、最低5年は金融事故の情報が残ると言われているので、その期間クレジットカードを作れなくなります。
自分の信用情報は確認できる
信用情報の確認は、金融機関だけでなく個人でも可能です。今までに利用したクレジットカードの支払いに遅延が無いかが心配な人や、クレジットカードを申し込む前に自分の信用情報に傷がついていないか確認しておきたい人は、指定信用情報機関に信用情報の開示をしてみましょう。
ただし、信用情報を開示する際には、各指定信用情報機関によって決まった手数料がかかります。
クレジットカードの審査に差がある理由
クレジットカード審査には「属性」と「信用情報」を元に行われますが、審査通過の可否に差があるのはカード会社によって審査基準が異なるためです。クレジットカードの審査で収入の項目を重要視しているカード会社もあれば、収入は重要視せず、クレヒスが良好であれば審査に通すカード会社もあります。
俗に言う「審査が甘い」というのは、申込で受け入れる幅が広く、クレジットカード発行の条件が低いことを指します。セゾンカードのように、18歳以上で連絡が取れれば誰でも申し込めるクレジットカードもあります。
審査が甘いクレジットカードを探している人は、クレジットカード発行の条件が低いところに申し込めば審査に通る確率が上がるわけです。審査が甘いと言われるクレジットカードには、どういう特徴があるのかを紹介していきます。
クレジットカード審査の難易度は種類別で異なる
クレジットカードは発行会社によって審査に難易度があると言われています。現在発行されているクレジットカードを区分すると以下のようになります。
- 銀行系
- 航空・交通系
- 通販・通信系
- 信販系
- 流通・小売系
- 消費者金融系
中でも審査が甘いと言われているのが消費者金融系のクレジットカードです。現在、消費者金融系のクレジットカードに当たるのは「ACマスターカード」のみです。
過去には、プロミスJCBカードやアイフルマスターカードと種類がありましたが、今、消費者金融系のクレジットカードを発行しているのはACマスターカードだけです。
消費者金融系クレジットカードの審査が甘いと言われる所以は、指定信用情報機関に頼らない独自の審査システムにあります。
ACマスターカードは、クレジットカードというよりカードローンに寄った審査を行っているため、安定した収入があって他社で複数の借り入れを行っていない人なら審査に通る可能性が高いです。
ACマスターカード公式サイトの3秒診断を利用して、事前に審査結果を知れるのはメリットです。年齢・年収・他社借入状況の入力で診断できます。問題がなければ、そのままクレジットカード審査を受けられます。
消費者金融系クレジットカードの次に審査が甘いと言われているのが、流通・小売系のクレジットカードです。イオンカードやセブンカード・プラス、エポスカードなどがそれに当たります。
流通・小売系のクレジットカードが審査が甘いと言われる理由として、下記の理由が挙げられます。
- クレジットカードを持てば利用者が増えること
- 主婦や若者をメインユーザーに置いていること
流通系のクレジットカードは、年会費が安くてポイントサービスが充実しているカードも多く、イオンや丸井などデパートを利用する主婦や若者層をターゲットにしています。
例えば、イオンカードは18歳以上で電話連絡可能であれば申込みできます。更に高校生でも卒業年度の1月1日以降ならクレジットカードの申し込みができます。
流通・小売系のクレジットカードは、カード発行数を増やすことで継続して利用してくれるユーザーの獲得を目指しているため、審査を甘めにしています。
ライフカードやセゾンカードなどの信販系クレジットカードも、審査は厳しくないと言われています。信販系のクレジットカードも主婦や若者でも申し込みが可能です。信販系は、クレジットカードの発行事業をメインとしている会社が多いため、クレジットカードの発行は難しくありません。
楽天カードのような通販系や、dカードのような通信系も、クレジットカードを発行して自社サービスを利用してもらうことに重きを置いているため、クレジットカード発行のハードルは低いです。
銀行系や航空系のクレジットカードは、審査の難易度が高いです。銀行系や航空系のクレジットカードは、中高収入層をターゲットとしているため、ステータスを求める利用者を多く取り込もうしているからです。
クレジットカードの利用者を増やすよりは、カードのブランド力を上げるのを目的としているため、申し込みや審査に高い条件を付けて、低収入やクレヒスに問題がある人をふるいに掛けています。
審査基準が比較的広くて通りやすいクレジットカード
審査基準や審査の難易度を調査していく中で、審査に通りやすい傾向と審査に通る基準が比較的に広いと言われているクレジットカードをご紹介します。
審査に落ちたくないと考えている人は、こちらも候補として参考にしてみてください。
TVCMやネット広告など大々的に広告を打っている楽天カード。
流通系のクレジットカードでも最多の会員数を誇り、申込条件も「18歳以上(高校生を除く)」のみしかありません。
楽天カード公式サイトでも、主婦・パート・アルバイトでも発行できると記載があり、とにかくカード発行部数と会員数を増やすことを目的としています。
また、楽天カードを発行するためには楽天会員への登録が必須なため、楽天サービスの利用頻度も審査基準として設けていると考えられます。
すでに楽天会員であったり、楽天サービスの利用頻度が高い場合は、楽天カードの審査に通る可能性が高いです。
クレジットカードの審査に通るためのポイント
今すぐクレジットカードが必要になったとき、審査が不安ならば難易度が低いクレジットカードに申込むのが鉄板です。加えて審査に通るポイントを事前におさえておき、クレジットカードの審査落ちを未然に防ぐことも重要です。
クレジットカードの審査落ちを繰り返している人は、自分で審査難易度を上げてしまっている可能性があるので、次のポイントを確認してから申込みしてみてください。
キャッシング機能が付帯しているクレジットカードの場合、申し込み時にキャッシング枠の設定項目が表示されます。
審査が不安な場合、キャッシング枠は0円で設定しましょう。
クレジットカードのキャッシング枠は、ショッピング枠以上に審査が厳しく、一定の年収がないとキャッシング付きで審査を通してもらえない可能性があります。
過去の信用情報も照らし合わせてクレジットカードの審査を行うため、審査項目が増えるので、審査に通っても即日発行できない場合もあります。
キャッシング枠はクレジットカード発行後に付帯できるので、審査難易度を上げるくらいならば、クレジットカード申込み時にキャッシング枠を付ける必要はないです。
複数のクレジットカードに申し込んで、どれかの審査に通ればいいやと考えている人もいると思いますが、複数のクレジットカードに一気に申込むのはNGです。
クレジットカードを申込んだ段階では、カード会社は多重申込を確認できませんが、審査の段階で指定信用情報機関に照合した際に、短期間で複数のクレジットカード申込みがあったことがバレてしまいます。
一度に複数のクレジットカードに申込むと、お金に困っている人と認識され、通るはずの審査も通らなくなる可能性があります。
クレヒスにも履歴として残ってしまうので、焦って多重申込せずに確実に審査基準をクリアしているクレジットカードに申込みを行ってください。
クレジットカードの審査は、申し込みフォームに入力した情報を元に行われます。審査に通るために、審査の重要項目である勤務先や収入、借入状況などに虚偽の情報を入力してもすぐにバレて審査落ちします。虚偽の申告は絶対にやめておきましょう。
過去のクレヒスは、指定信用情報機関との連携ですぐにバレてしまいますし、収入や勤務先の情報に虚偽がある場合、在籍確認の時に会社に電話が入り嘘がバレてしまします。そうなるとクレジットカードの審査に落ちてしまします。
また、申し込み時の記入ミスにも注意が必要です。些細な記入ミスが審査に影響するため、正確な入力を心がけましょう。
- 住所
- 年齢
- 収入
- 会社規模
- 免許証番号
クレジットカード会社によって、入会キャンペーンが実施されていますが、キャンペーン実施期間は会員の獲得を目的にしていると考えられます。大幅に審査が甘くなることはありませんが、通常時よりは受け入れの幅を広げている可能性があります。
同じように、TVCMや電車広告が増えたものや、新しいポイント制度が始まったクレジットカードを狙って申込基準を調べてみるのもおすすめです。
申込み時点でクレジットカードの延滞があったり、キャッシングの借入残高やローンの残高が大幅に残っている場合は、ローン残高を減らしておくなど、それらをすっきりさせてからクレジットカードに申し込んだ方が審査に通りやすくなります。
クレジットカードの審査で指定信用情報機関の情報を重視するカード会社の場合、キャッシングの借入残高やローン残高額によっては、これ以上の支払いが難しいと考えられて審査落ちしてしまう可能性もあるからです。
例えば、10万円借りている状態のままクレジットカードに申し込みするよりは、完済してから申込みした方が返済能力があると認められるためです。
借入額が大きい場合、少額返済ではあまり効果はないかもしれませんが、返済できる範囲で追加返済するなどして、多めに返済するのも、クレヒスを整理する一つの手です。
審査なしでクレジットカードは発行できる?
残念ながら、審査なしで発行できるクレジットカードはありません。いくら審査が甘いカード会社でも審査は必ず行われます。クレジットカードではありませんが、審査なしでカードを持ちたい場合は、デビットカードを利用することをおすすめします。
「キャッシュレス決済したい」「支払いを手軽にしたい」という人は多いと思います。そんな時は、高校性でも申し込めるデビットカードに申し込みをしましょう。カードを使ったその場で口座から引き落としされるデビットカードなら審査なしでカード発行できます。
支払い方法は1回払いのみに限られますが、クレジットカードと同様、レジで「デビットカードで」と伝えれば利用可能です。
デビットカードを即日発行で早く手に入れたい人や、申し込み方法について詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
チャージして利用するプリペイドカード(バンドルカード)
現金をチャージして使うプリペイドカードです。クレジットカードのように後払いではないため、審査不要で発行できます。クレジットカードと同様、ネットショッピングでも利用できますし、キャッシュレス還元も受けられます。
VISAにはアプリでチャージ、使用、管理ができるバンドルカードもあります。コンビニやネット銀行からもチャージできます。リアルカードを申し込めば、クレジットカードのように使えます。
クレジットカードは審査が甘いわけではない
そもそも「即日発行できるクレジットカードは審査が甘くて無職やブラックでも発行できる」との情報がありますが、即日発行だからといって審査が甘いわけではありません。即日発行が可能な理由は、審査が甘いのではなく、通常のクレジットカードと比べて審査スピードが速く、受取方法が限られているためです。
審査内容は、通常のクレジットカードと変わらないので「審査に通るなら…」と、申込みをすると逆に審査に通りにくくなる可能性があります。重要なのは、自分が申込資格と審査基準を満たしているクレジットカードを探すことです。
クレジットカードの審査をもっと知るための疑問解決
審査難易度が国際ブランドで変わることはありません。
JCB、VISA、Master、AMEX、ダイナースクラブなど国際ブランドを選択できるクレジットカードは、基本的にどの国際ブランドを選んでも審査難易度は変わりません。ただし、カード会社によってはクレジットカード発行までの日数が長い場合があります。
例)MUFGカードの場合
Mastercard®/Visa:最短翌営業日
JCB:最短2営業日
American Express®:最短3営業日
審査内容というよりは、手続きの問題が原因と考えられますが、早く手に入れたい場合は国際ブランドが限られる場合もあります。
ライフカードゴールドは審査が不安な方でも通る可能性があります。ライフカードゴールドは、今まで審査落ちした経験がある人や、審査が不安な人でも受かりやすいクレジットカードです。
年会費は1万円かかりますが、個別審査で他のゴールドカードよりも審査が緩くなっています。傷害保険は最高1億円、空港ラウンジや弁護士サービスの利用もできるなど、ゴールドカードとしての機能は申し分ないカードです。